中国の運転免許証取得
無事、免許取得
本日、免許の学科試験を受けに行き、無事を取得することが出来た。100問中90問以上正解で合格のところ、91問正解というギリギリで合格。答案提出ボタンを押すとき(試験はPCで行われる)はドキドキしたし、画面上にCongratulationsと表示された時は合格なのかどうかすぐに理解できなかった。いやはや、本当によかったよかったとは思うけど、中国の場合、本当に大変なのは路上だと思われる。さて、取得にあたって、どんな勉強したか書いてみる。知ってるのと知らないのとでは効率違うと思う。実際、web上の模試に気付いたのは試験前日だった。早く知りたかった…。
使った教材
使った教材は以下の2つ。前のエントリーでも書いたけど、日本語の教科書や参考書はない。机动车驾驶人科目一考试题库(汽车类日语版)_百度文库
日本語に翻訳された1500問の問題。
驾照考试一点通2014,驾照考试科目一模拟题c1,考驾照模拟试题2014,驾照考试科目四理论题
2014年の模試問題。中国語だけど、Chromeの自動翻訳でも何となく使えると思う。自分は相方に翻訳してもらいつつ、2回解いた。
勉強方法
自分の場合、後者の模試試験に気付いたのが試験前日と直前だったこともあり、ほとんどの時間を1500問の問題集に使った。相当、効率悪かった。本当、早く知りたかった、模試の存在。1500問の問題集に2週間前から取組み、偶然見つけた模試をやってみると、70点後半、試験範囲の違いに気付いて一夜漬けという…。2013年から中国語のテキストが変っており、試験問題はその本から出題されるため、2007年に作られた1500の問題集と違いがでるのは当たり前と言えば当たり前。2007年の問題集だけしか勉強してなかったら、まず受からなかったと思う。もし、もっと早く模試の存在を知っていたとしたら、何が変わったか?1500問の問題集をしなくても良かったか?と考えたが、模試だけだと体系的に情報を整理するのは難しいので、合格できないと思う。一番いいのは中国語のテキストを使って勉強することだけど、それが無理だという場合は、1回1500問を解いた後で、模試を解き、2007年と2013年との差異に注意を払いつつ、情報を整理するという方法かな。
ちなみに、中国語の教科書に載ってない問題は出ないとも言えるので、1500問の問題集には不要な部分もある。さっと思いつく限りだと、応急手当の方法、爆薬物や可燃物についての知識など。これらは中国語の教科書には記載されていない。
試験本番
前回健康診断と試験申し込みをしていたので、そのまま試験場に向かう。試験会場で申込用紙を提出し、待機。長椅子に腰かけて目につくのは前方の壁に掛けられたテレビ。このテレビには交通事故で後遺症を患うことになった子供の生活が写っていた。また、なんとか危機一髪ならぬ、危機遭遇直撃シーンも流されていた。監視カメラの映像なのでディテールまでは見えないのが幸い。しかし、悲惨さは十分に伝わる。試験開始時間に近づくと名前を呼ばれ、受付の人から日本語か?と聞かれるので日本語ですと回答。席に案内され、PCの画面に表示される開始をクリックで、試験開始。問題は100問、時間は45分、90問以上で合格。なんだかそわそわしつつ回答を始め、100問解いた後に、もう一度最初から見直し。そわそわした気持ちで解いていた最初のほうにミスが数個。見直して良かったと思いつつ、最後まで作業を続け、2分前に提出ボタンクリック。直後にポップアップが出たのだが、点数も何もないので、落ちたか?と思ったが、それは確認のポップアップ。OKをクリックして冒頭に述べたCongratulations画面。試験は以上。
後は、合格書紙切れ1枚もらい、免許証の発行手続きに。発行手続きは10分くらいで、すぐに免許を交付してくれた。
運転するの7年ぶり。場所は中国。不安は募るばかりかな。
2014/02/01 加筆
自分でまとめた内容をDropboxにUPしておいた。中国運転免許.pdf - Dropbox
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