中国では辞書ファイルmdxを使った電子辞書が一般的?
mdxファイルとMDict
ちょっとしたきっかけでmdxファイルなるものを知った。当初、これが何かググっても分からず、何だかよく分からない解凍ソフトや仮想ドライブとしてマウントするソフトなどを試したりしたのだが、さっぱり分からなかった。で、ここは中国ということで百度したところ、すぐに回答が見つかった。簡単に紹介したい。
mdxファイルは、どうやら辞書ファイルらしい。どういう背景で拡張子mdxが使われているのか、そしてどういう方法で作成されているのか分からないが、とにかくmdxファイルは辞書ファイルで、利用するには専用のアプリが必要。自分の知っている範囲では、MDictというアプリ(電子辞書ブラウザ?)でmdxファイルが利用できる。MDictは次のリンク先からDL可能。PC、Android、iPhone/iPad、WindowsMobile向けにそれぞれアプリが用意されているように見える。
Octopus Studio
MDictで何ができる?
日本国内の電子辞書ブラウザ、PDICやLogophileと同じようなものだと思われる。国内ソフトを使い込んでいるわけじゃないので比較はできないが、ちょっと触った感じだと良い感じ。辞書ファイルをグルーピングすることで串刺し検索可能。音声などの再生も可能。たぶん、画像とかも表示できると思われる。デスクトップアプリはこんな感じ。
続いてAndroid。Androidは、辞書のグルーピング仕様がデスクトップと少し違う。デスクトップはグループの保存ができるけど、Androidはグループの保存ができない。よって毎回手動で変更する必要あり。とにもかくにも、データはローカルにあるので、通信が不要で速度が速い。定額通信というサービスのない中国では非常にありがたい。Androidの画面はこんな感じ。別のアプリを使えば手書き入力も可能。私はGo入力(GoKeybord)使っている。
ところで、肝心の辞書ファイルはどうやって作ればいいのか不明。そもそもmdx以外のフォーマットでも大丈夫なのかしら。中国語にすれば英語よりもマシな情報があるのかもしれないけど、読めないので深追いはやめた。
辞書ファイルはどこから?
「mdx 词典」で百度すると簡単に見つかる。例えば1000部mdx【词典】,三年半的积累,持续更新|【英语时空】 - 天圆地方建筑论坛 -とか。本当かどうか不明だが、1000ファイルupしているらしい。どこからそのファイルが来たのか不思議でならない。限りなく海賊版だと思われるので、どうか自分の持っていない辞書ファイルの利用はご遠慮頂きたい。
【補足】クラス内の電子辞書状況
誰も電子辞書使ってない。もちろん紙媒体もいない。みんなスマフォのアプリ使ってる。これは入学後にすぐ気づいたことだったりする。日本人しか持っていないんだよね、電子書籍。
自分は別エントリでも言及したけど、電池問題とか複数辞書問題とかあるので電子書籍派だった。でもMDictが便利なんで考え変わるかもしれない。別話だけど、最近Android好きになってきてる。今タブレット買うならAndroid系かな。
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